ととのう、という経験をしてみたい、とここ数年なんとなくずっと思っていた。ストレスによく効くらしい。私の周りでもサウナでととのうという人が年々増えている気がする。
でもずっとできなかった、やり方が分からなかったから。
だって、冷水に入れる訳ないって思ってたから。
プールの前のシャワーですら毎回叫んでしまうのに、あんな冷たい水に浸かるなんて正気の沙汰じゃないって思ってたから。クラスや部署に1人は居る、やたら寒がりな人、それ私です。とにかく寒いのが苦手な人からすると、どうかしてるぜ、って思ってました。
でもととのってみたい。。。

そんな折、たまたま同僚がサウナーだと発覚し、やり方をレクチャーしてくれました。私の多くの不安を払拭してくれたので、先日遂にデビューできました!
◆ととのい方
①サウナでギリギリまで耐える。そろそろ出たいな、と思ってから1-2分が目安かな。倒れる程ではないけど、もう無理と多少思う位には耐えた方が良さそう。
②可及的速やかに、かけ湯で汗を流し、可及的速やかに水風呂に突入する。その際、躊躇してはいけない、体の火照りが失われてしまうから。首まで一気に浸かりましょう。
③水風呂で1分我慢。
④10分ほど外気浴。ソファーや長椅子で横たわる。
◆感想
①サウナ室の座る位置、体調等により、滞在時間は全然違うと思う。初回は、割と熱源に近かったせいか呼吸も苦しくて7分位で出たけど、2回目は場所を変えて10分以上滞在時間だった。
②可及的速やかに、これが1番大事。モタモタしてると体が冷めてしまって、冷水に挑む勢いが殺されてしまう。入水時に叫ぶのは何とか我慢できたけど、呼吸が一気に速く浅くなり。合ってんのかな、、
③じっとしていると、10秒程で寒さに慣れはじめ、呼吸も落ち着いてきたけど、入れ替わりで、足の指先が冷たさで痛かった。正直、凍傷になるかと思ったし、水風呂から出る際の歩行時まで痛みは消えることはなかった。このままもう少し我慢したら慣れるのかとも思ったけど、そんな様子は全然なく。結局1分程度で限界、さっさと出ました。
④いや〜、ととのいました。無性に笑いがこみ上げて、なんだか可笑しい。四肢の感覚と頭の感覚が別でした。ジンジンと循環器の働きを感じた一方で、頭は頭痛のない立ち眩みみたいな感じでフワフワくるくるしてた。確かに、何も考えられなくなるような、そんなに気分にならないような。身体的(物質的)になのか、メンタル的になのかは理由は分からなかったけど、とりあえず暗い気持ちからは距離を置けそう。あと、師匠が、真夏の夜はあんまり向いてないって言ってたのが、よく分かった。ぬるい気温があんまり気持ち良くない。もう少し涼しい方が良さそう。とはいえ冬は寒すぎるんじゃないかと不安だけど。(未経験の想像です)
因みに、サウナ90℃、水風呂16℃、外気温27℃でした。
サウナも水風呂も体に負担かかるけど、何故か不思議と繰り返したくなる。これがやみつきになるんだろうな~。もしかしてまだ先の世界が有るのかな。
結局その日は2周でやめて、満足して帰りました。
師匠に報告とお礼しなきゃ!
とても感謝を感じたチャレンジでした。
また行こう。